ウォーキングはたぶん、1番自由でお金もかからない運動習慣だと思います。ですから、健康になりたい人はまずウォーキングを実践すると良いと思います。

自由だと言ったのは、時間が自由だからです。午前中でも午後でも、5分でも30分でも自分で好きな時間とコースを選べます。お金がかからないと言ったのは、ウォーキングに必要なものは自分の足に合った靴と動きやすい服装のみだからです。よし!歩くぞ!と決めたら新しいシューズを買うのもテンションが上がって良いでしょう。

さて、今回からはシリーズで緩急ウォーキングについて紹介します。これからウォーキングを始めてみようという方にいくつかポイントをご紹介したいと思います。

①靴について
私は厚底の靴には反対です。ヒトの足の裏には無数のセンサーがあって、それが路面の状況を脳にリアルタイムで送っています。「今、滑りやすいですよ」とか「でこぼこしてますよ」とか。厚底の靴はふわふわしていてなんだか心地よいですけれど、足の裏のセンサーを鈍らせてしまうリスクがあります。だから、靴の底は適度に薄い方がいいです。足の大きさが少し大きくなって本来の大きさに戻る午後に、靴を買いに行って、さらに両足とも履いて、店内を歩きましょう。

フィッティングに関してはそのお店にもよりますが、靴の知識を持ったスタッフがいるお店ならとても良いと思います。両足とも履かないとちゃんと歩けないので片方だけ履くのはおすすめできません。

靴は消耗品です。どれだけ高価なものを買ってもいずれは老朽化して交換になりますし、ソールが減ってきたら靴がどんなに綺麗でも交換です。だからそんなに高価な靴を買う必要もありません。

あなたに合う靴が見つかったらいよいよウォーキング開始です。

次回は【ウォーキングの前に注意すること】について書きます。